■製造業や建設業界の課題
電子メールで投資関連の開発情報を電子メールでやり取りする場合にパスワード付きZIPファイルを送り、別メールでパスワードを送るというPPAP方式のメール送信には、セキュリティ上の大きな問題があります。すでに、内閣府は、PPAP方式でのデータ送信を廃止すると発表しており、多くの大企業も次々に廃止を表明しております。しかし、まだ、数多くの企業が機密データをPPAP方式で配信しています。電子メールで機密データを送信する場合、ユーザーのデバイスにデータが残っているため、操作ミスやハッキングによる漏えいが懸念され、誤送信によって、誤った人に機密情報が届くリスクも心配です。製造業や建設業界に対して、ランサムウェアの被害が拡大し、情報漏えいのリスクが高まっている中、開発データの機密性を保ちながら、効率性を両立する情報共有ソリューション「リーガルテックVDR」は、安心して開発情報を共有できる唯一の方法です。
<お客様の課題>
ガラス加工をベースに特殊なサーチライトを製造しているJ社は、得意先から図面データの管理体制の監査などが厳しく、安全に図面データを共有できるシステムを探していました。
<ソリューション>
大容量の図面データをハードディスクや、DVDに焼き付けたり、USBで持ち歩くなど、紛失、盗難、データ喪失のリスクがあり、無料の大容量データ転送サービスを使うことは、万が一のデータ漏えいを考えると取引先の要求する管理体制を構築するには不十分でした。機密情報共有管理システム「リーガルテックVDR」を活用することで、製造・設計データを素早く、安全に共有することが可能となります。
<導入効果>
「リーガルテックVDR 」の導入により、得意先の求める管理体制を即日導入で構築することができました。安全で素早いデータ共有を実現するだけでなく、紙の図面データをOCR機能の活用で、全文検索することができるようになり、必要な図面を素早く見つけ出すことができるようになりました。厳格な権限管理により、設計データの保管体制もより強化することが可能となりました。